「北九州に家出」の版間の差分
提供: 大分絵巻wiki
(相違点なし)
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2016年6月7日 (火) 17:08時点における版
小学5年のある日、男所帯に嫌気を感じ、一度、家の金をかき集め、放課後に北九州まで家出まがいの事をした。大分駅で特急ニチリンの切符を買い、ひとまず父方の実家(祖母宅)で資金を増やし、さらに遠方地へ逃走する予定だったが、孫の来訪に感激した祖母がうれしさのあまり、叔父に自慢の電話をした事から居場所を知られてしまい、逃走初日の深夜に計画失敗となった。
当時の担任の先生は、そんな言動を否定すること無く、特性を活かした学校生活を用意してくれた。 まだ時代的に、あきらかな知的障害に及ばない、多動やアスペルガー(高次脳機能障害)について学校側の知識も対応もなく、「きかん坊」「粗暴」「わがまま」とされていたのだが、担任は、雅治の特異性を見抜き、単独・集団のバランスを考慮してくれていた。例えば「クラス全員グループに分かれ作業をするが、馬場は一人教室に残ってイスの高さを調整しろ」と命じた。 もしくは、複雑な分類の作業について馬場が適任だと言った。雅治には感情論とは別に「世界観」が有ることを見抜いていた。 それゆえ家出まがいの事件も、何も言わなかった。